2022年秋、センセーショナルに日本上陸を果たしたメゾン クリヴェリは、「まだ誰も体験したことのない香り」を届けるために誕生したフレグランスブランド。香り、色、音、テクスチャーを織り交ぜ、共鳴させることによって、五感に訴える刺激的でコントラストの効いたフレグランスを生み出しています。今回は、「ウード マラクージャ エキストレ ド パルファム」をご紹介します。
フルーティからダークで深みのある大胆で独創的な香り
メゾン クリヴェリの創始者であるティボー・クリヴェリと、調香師ジョルディ・フェルナンデスがコラボレーションした「ウード マラクージャ エキストレ ド パルファム」。ティボーが「ウード」と出会った瞬間の強烈な衝撃。そのパーソナルな体験からインスパイアされた香りです。「マラクージャ」はポルトガル語で「パッションフルーツ」のこと。エレガントで深みのある「ウード」、燦燦と輝くように明るい「パッションフルーツアコード」。そのコントラストがこのフレグランスのユニークな魅力となっています。
軽々しくならない秘密は上質な原料からなる力強さ
ウード マラクージャは 、 パッションフルーツとエベリア (ブラックカラント）のエキゾチックなアクセントを効かせた、フルーティで晴れやかなアコードから始まります。トップノートの華やかさを際立たせるサフランがセンシュアルでスパイシーな魅力を放ち 、ターキッシュローズアブソリュートがフルーティでハチミツのように濃厚なアコードを奏でます。ハートノートの特徴は、力強く複雑なウードアコードの官能的で奥行きのあるニュアンス。このウッディなウードのファセットを、アーシーなインドネシア産パチョリが引き立て、驚くほどソフトなラオス産ベンゾインによってバランスのとれた印象を演出します。ベースノートでは、レザー、インセンス、アンバーバニラ、ラブダナムアコードを中心に、アキガラウッドが力強さと余韻を高めます。
ティボー・クリヴェリとジョルディ・フェルナンデスが語るウード マラクージャ
「それは気温が非常に高くて、空気が重い湿気の多い日でした。
太陽は空に赤く輝き、静かに沈んでいきました。
何キロも移動した後、人里離れた村に立ち寄ると、
板壁に赤銅色の屋根が乗った高床式の小屋が並んでいました。
建物に入って腰を下ろしたときのこと。
ひとりの男性が近づいてきて木くずを燃やし始め、
私は甘酸っぱくフルーティーなパッションフルーツジュースで喉の渇きを潤しました。
気が付けば、大地に差し込む太陽の光を浴びていました 。
少しずつ部屋中に広がっていく煙。
その力強くて深く、気高い芳醇な香りと、
晴れやかでみずみずしいパッションフルーツとのコントラスト。
この思い出から生まれたのが、ウード マラクージャなのです」
「メゾン クリヴェリ」創始者 ティボー・クリヴェリ
「大胆で個性あふれる香りをつくりたいと考え、
そのために上質な原料を選ぶところから始めました。
マラクージャのようにフルーティーなトップノートがはじけるように広がり、
ダークで深みのあるウードとコントラストを奏でながら、
独創的で癖になるようなオープニングを演出しました。
パッションフルーツのエキゾチックなフルーティーノートと、
ウード（ウッド）やバニラを組み合わせることで、
バリエーションに富み、エッジの効いたオリジナルのコンポジションに仕上がったのです」
調香師 ジョルディ・フェルナンデス
「少しずつ広がる煙。 その力強くて深く、気高い芳醇な香りと、晴れやかでみずみずしいパッションフルーツとコントラストを成す、それがウード マラクージャ」(メゾン クリヴェリ創始者ティボー・クリヴェリ)、「ユニークで癖になる、センシュアルな香り」（調香師ジョルディ・フェルナンデス）。力強く大胆な香りは、他の人と被らない、あなただけの香りになりそう。
